京大戦を終えて

こんにちは。2年漕手の宮原です。
先日の京大戦では対校男子エイトの#2で漕がせていただき、フィジカルで勝る京大になんとか勝利することができました。皆様のご声援はもちろんのこと、普段から東大漕艇部を応援していただいている方々にも、改めて御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

実は自分は、この京大戦の練習期間に入る前から疲労がうまく抜けず本調子が出ない状況にあり、クルーでの練習が始まっても他のクルーと同じメニューをこなすことができなかったり、試合1週間前に体調を崩してしまったりと、クルーやコーチの方々にご心配やご迷惑をお掛けすることが続きました。

それゆえ、試合に向けての不安はかなり大きいものがありました。艇速を0.1秒でも向上させ、戦いに勝つために行動して結果を出す、という選手あるいは漕手としての責任を、自分は果たせるのだろうか。こと試合1週間前からの体調不良で病床に臥している間は、悩み続けていました。

しかしながら当日、埋め尽くされた沿道から届く声援の中を、目前に迫る京大を抑えてラスト3本で2000まで漕ぎ切った瞬間、スタートから1本漕ぐごとに少しずつ薄れていた不安は、完全に姿を消していました。それと同時に、自分が一選手として戦いの舞台に立つために、いかにたくさんの人たちが時間やエネルギーを注いでくださったのかを、改めて深く思い知りました。度重なるメニュー変更にも嫌な顔ひとつせずにコーチの方々と一緒になって考えてくれたクルーキャプテンとCOX、自分をクルーとして信じ続けてくれた他のクルー、お忙しい中何度も相談に乗ってくださったヘッドコーチや主将、こまめに気遣ってくださった先輩方。感謝の念は尽きません。本当に、ありがとうございました。

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この御恩に報いることができるよう、精一杯精進したいと思います。
今後とも応援のほど、よろしくお願いします。

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