こんにちは。05年度会計を務めます、小栗舞桜です。
だんだんと秋が深まってきて、肌寒く感じられる日が多くなりましたね。
秋は大好きな季節なので、毎日とても気持ちよく過ごしています。
さて、早速ですが今年度のスローガン「人を、自分を変える」について。
これは大変チャレンジしがいのあるスローガンだと思います。
「人間は習慣の生き物」という言説がありますが、自分を変えるには何かしら習慣を変えることが必要で、染み付いた習慣を改めるには時間と忍耐力が不可欠。
そう考えると「自分を変える」のはなかなか難しいことです。
それなのに、他の人に働きかけて、何を考えているかも分からない人の意識を変えるなんて、できるのでしょうか?
「人を変える」のは「自分を変える」よりもっともっと難しいことだと思います。
そんな「人を変える」についてどう考えるか。
様々な答えがあることと思いますが、私は「人の意識や行動を変えられるような仕組みや環境を考える」ことと同義だと考えています。
例えば私たちマネージャーの活動は、選手の練習環境を整えるということが使命のひとつではありますが、集団生活をしている以上一人一人の意識が高くないと練習環境は整いません。
よって練習環境をもっと整えたいと思ったとき、自分が動くだけではなく人に働きかける必要が出てきます。
そこで「もっと綺麗にお皿を洗って」「ちゃんと靴をしまって」等と言って、誰かのお尻を叩くようにするのは簡単です。
しかし何かを一時的ではなく根本的に変えたいと思ったとき、きっとそれだけでは不十分で、
同時に、部員が「自然と」あるべき行いを出来るような仕組みや環境を工夫して作り出す必要があるのだと思っています。
それは伝える言葉を選ぶということかもしれないし、目を引くようなお茶目なポスターを作ることかもしれない。もしくは敢えてお皿が綺麗な状態を整えておくことかもしれない。
これ以外にもたくさんのアプローチがあるはずです。
上手くいかなくてアプローチの仕方をいろいろ試す必要もあるかもしれないし、時には合わせ技も必要になってくるかもしれないですね。試しながら、自分や周りの状態をよく観察して、最適解を見つけるというのも大切なことだと思います。
このように、「どうしたら皆の意識が/行動が変わるだろうか?」「何が最適解だろうか?」と考えることを厭わず、寧ろ創意工夫の精神をもって愉しみながら、人に働きかけるというところにチャレンジしていきたいです。
そして上のような考え方が馴染んだとき、組織だけではなく、自分自身が大きく変わっているのだろうと思います。考えること・創意工夫を厭わない、そんな優雅な大人にぜひなりたいですし、周りの部員にもそうあってほしいと思います。
一年間、スローガンを胸に精進していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
小栗


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