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南昌遠征~四日目後編~

こんばんは!4年の山本です。

更新が遅くなって申し訳ありませんでした。

引き続き南昌遠征4日目の午後の模様をお伝えします。なお5日目は移動のため省略させていただきます。よろしくお願いいたします。

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予選のレースが終わり、いざ昼食へ、ということでどこで食べるのか尋ねたところ、1キロほど離れたホテルで!ということなので歩くのは少々めんどくさいけど15分くらいでつくという予想のもと会場を後にしました。しかし、歩けど歩けどホテルに着かない。絶対1キロ以上離れてる😵しかもレース後のこの暑さ、かなりこたえました。

やっとのことでホテルに着き、食事の会場に行くとなんとバイキングに長蛇の列が、、、ここまで歩かせといてこれはさすがにと思いましたが、我慢して昼食を済まし、また会場までの長い道のりを歩いて帰りました。

さて、控え室に戻り、休息をとっていると、衝撃の組み合わせ発表が!FinalAは予選のタイムで1位3位5位7位9位、FinalBは2位4位6位8位10位という不思議な組み合わせに…予選2位だったシドニー大学はこの発表に激怒したらしく運営に抗議した結果、最終的にはFinalAが1~5位、FinalBが6位~10位という普通の組み合わせになりました。運営は何を考えて最初の組み合わせにしたのか…謎です。

そんなこんなしているうちにあっという間にアップの時間になり、外へ!午前に引き続き決勝のレースも真岡先輩と現地の日本人の方々が応援に駆けつけてくださいました。

発艇30分前になったので、さあ岸蹴り!ところがここで大問題が!なんとオールがすり替えられている💦
ほとんどのオールでリギング値が変えられていました。
この大会ではチームごとに艇とオールの番号が割り振られていて、東大は7番のシールが貼ってあるオールと艇を使っておりました。
今回の事件では誰かしらが私たちが控え室で休憩している間にオールをすり替え、すり替えたオールに7番のシールを貼ったと思われます。

なんてこった

まあそんなことでレースを棄権する訳にもいかないので急いで岸蹴り場でオールのリギングをして岸を蹴りました。

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さていよいよ決勝ということでステッキボードに艇をつけ待機をしていると何やらまわりが騒がしい。
よく見たら5レーンのハーバードがステッキボードに艇をつけようとしません。たしかに1~5レーンのステッキボードのならびはコースに対して斜めになっているようにみえ、5レーンは一番不利になっているようにも思えます。ただそれに合わせるようにしてゴールも斜めになっているのでレーン間で有利不利はありません(という噂)。

それでもハーバードはつけようせず、横から審判が中国語で怒鳴り散らしますがハーバードは聞き入れようともしません。

そんなやりとりの途中で突如前方から「地声」でアテンションゴーがかかりました。
おいおいそれはないだろうと思いつつスタート。
さすがに予選1位のUBCと2位のシドニーはスタートから早く、じりじりと離されていきました。
問題は5レーンのハーバード。発艇台につけていなかった分、スタートからリードされましたがなんとかおいつき、そのあとは横並びでした。結局ハーバードとは1秒も差がつかず東大は3位でフィニッシュしました。

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競り合う東大(手前)とハーバード(奥)

漕ぎについてはかなり課題があがりましたが、とりあえず必達目標であった3位に入れたことはよかったです。

レースの余韻に浸っているのも束の間、1時間後には6キロのヘッドレースが控えています。

すり替えられたオールの微調整をして控え室に戻りできるだけ休息をとってヘッドレースに向かいました。

ヘッドレースで東大は14艇中14番目のスタート。これで南昌で漕げるのも最後ということで自分達の漕ぎをしっかりして楽しんでいこうと声をかけあいました。
コースは3キロ往復になっていて、前半の3キロはハイペースで立ち上げ、リズムよく漕ぐことができ、6艇を抜き去ることができました。
前半飛ばしたぶん後半3キロはかなり苦しかったですが、後半も2艇を抜かすことができ、ヘッドレースも総合3位でフィニッシュしました。
湿度が日本の比じゃなかったので非常に過酷な6キロでした。

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過酷なヘッドレースを終えた後のコックスと整調スリー

ヘッドレースを終えたあとは控え室に戻り、荷物をまとめてバスに乗り、ホテルに戻りました。

ホテルに戻ったあとはガラディナー!ということでシャワーを浴びてスーツに着替えてガラディナーの会場へ向かいました。
実はこのガラディナーには私たちにとってのもうひとつの本番が待ち構えていました!それは各大学による3分ほどのパフォーマンス!
私たちは遠征出発の一週間前に何をするのかを決定し、練習は現地入りしてからはじめました。
そんな私たちが行ったパフォーマンスは……
「ソーラン節」です!とりあえず振り付けもシンプルで踊ったことがある人も多かったのでこれにしました。この日の本番に向け、日本ではほとんど準備していませんでしたが、現地入りしてからは寝る前に振り付けを確認するなどして、準備期間3日でかなりのクオリティに仕上がりました。

そして迎えた本番。ダブルセンターの一角をなす小川(もう一人のセンターは服部)の”Set!!”の掛け声で最初のポーズを決め、ミュージックスタート。私は二列目の真ん中だったので、センターの二人しか見えませんでしたが、全体的に大きな乱れもなく踊りきれたと思います!終わったあとは客席から大きな拍手をいただきました!

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ソーラン節の出だしのポーズ

その他の大学はどのようなことをやったのかというと、現地の伝統の踊りを踊ったり、世界的に有名な歌を合唱したりしていました。
その中でも一番盛り上がったのは客席の人もステージに呼び込んでみんなで踊るパフォーマンスです。
国籍の壁を越えて歌って踊るのはほんとに楽しかったです!

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ステージでテンションMAXの福間

ガラディナーが終わったあとは各々席を立っていろいろな大学の選手とお酒を酌み交わし、写真などを撮っていました。中にはロースーやTシャツを交換している人もいました!
私も多くの選手と話をすることができ、とても刺激になりました!

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オックスフォードの選手たちと

こうして長い長い4日目は終わりました。

今回の遠征ですが、私は行ってよかったなと思っております。いつもとは違う水域で漕ぐことは純粋に楽しかったですし、様々な大学の選手と話すことを通じて刺激を受け、インカレに向けてのモチベーションが一段と高まりました。

最後になりましたが、改めて今回同行してくださった朝倉さん、佑弥さん、そして現地のガイドの方々、応援に駆けつけてくださった真岡さん、そして現地の日本人の方々、本当にありがとうございました。
この遠征で学んだことをいかしてインカレに臨んでいきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします。

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