ここにきて少しずつ、冬場らしさが出てきている。1つは授業との兼ね合い。この時期は必ずこれが大きなネックになってくる。
今年に関しては、例年以上に早い時間からの練習を採用したことにより、1限に行けないで苦しむという毎年いる選手の姿を見ること少なくなった。それは非常に素晴らしいことだと思う。
ただ、一方で、その分、睡眠時間が犠牲になっているわけだが、1限から5限までビッシリ埋まっていたりすると朝早くに起床し、午後の練習が終わるのも遅くなって就寝も遅くなってしまったりする。
まぁ、そこはある程度、仕方ないとしても、新2年生に関しては2Xで練習していることもあり、本人が1限に行く必要がなくとも、相方が早く学校に行く必要がある場合などには、自分も早起きをする必要が出てくる。しかも、そういう人に限って、5限まで授業があったりする。むぅ。
また、進学振り分け(通称進振り)の影響もあって、課題などはたくさんでるものの、なかなか勉強でも気を抜きにくい。結果、ボートと勉強に追われる形に陥りやすいようだ。平日は結構選手を見ていてもしんどそうな人は多い。
これが、今の新2年生が抱える練習システムにおける問題点だ。今日、要田と金子と話していて、問題点がクリアになりました。
ただ、今までの上級生も、5限後の練習で苦しみながらも乗り越えてきた訳なので、ある程度は仕方ないのかもしれないが、選手の表情を見ながら、自分の出来ることはまだあるなぁ、もう少しなんとかしなきゃなぁと痛感させられた今日でした。
授業のコマの選択の仕方などはもはや、今さら言っても仕方ないが、来年以降には改善が見込めると思う。また、個人的に、もう1つ反省点を挙げるなら、2Xのクルーをもう少し上手く組んであげれば良かったと今になって思った(もはや後の祭りだが)。年明け以降の練習に関してはまだ明確になっていない部分が多いがもっと工夫していこうと思う。
今のこの時期が、私の正念場のようです(毎週正念場って言ってる気もしますが)。頑張っている選手をみて、もう少し力になりたいと思いました。とりあえず、当面は全員がきちんと睡眠である程度まで回復できるようにできればと思います(一応、体力のみに関して言えば、1週間のサイクルでなんとか回復できているのは救いではありますが)。
うまく、選手が息抜きできる時間を小まめに作れるように、バックアップしていければと思います。上級生からも上手く意見を吸い上げていけたらいいですね。
追い込み担当
ふと、デジカメを見ていたら、こんな写真が。個人的に好きな1枚です。
栗原とともに、新2年生追い込み担当の寺本です(別に、みんなが追い込めてないという意味では決してないのでそこだけは誤解のないようにお願いします)。以前、Blogで役割という話をしましたが、選手と話しながら少しずつ進めていっています。
追い込み担当の名に恥じないエルゴの引きっぷりです。めっちゃ頑張って引いてます。そして記録もきちんと伸ばしてます。素晴らしいです。
Ergoに関しては、また今後詳しく纏めたいと思っているのでここでは詳しく書きませんが、基本的にみんな少しずつスコアを伸ばしています。良いことです。絶対的な数値も大切ですが、伸びているということも同じくらいの価値があります。ちなみに、「自分の恐怖心とリミット(限界)は幻覚だ。」とマイケル・ジョーダンは自身のスピーチの中で語っています。つまり、自分の頭が勝手に作った虚構ですね。ただ、人間ってそういう生き物なんですけどね。大事なのは虚構であることを理解したうえで、いかにそれを乗り越えるかです。
少し話は脱線しましたが、こんな風に、日常の写真を踏まえて、選手のこともすこしずつ紹介していければいいと思います。
明日は、いよいよインタビュー復活します。