齋藤です。今朝もナショナルチームの用で戸田へ。
トレーナーの下屋さんという方とお話。
きっかけは、月刊「Training Journal」今月号の表紙。
ご存知の方も多いと思いますが、今月号の表紙は9月の全日本の優勝者NTT東日本東京のエイトなのです。
そして、今月号のテーマは「蹴る力」。
500m地点で上から撮影したと思われるその写真は、キャッチ直前のブレードワークのばらつきが見えてしまうものの、全員よく前に伸びてシートをぎゅーっと出しているのが見てとれます。
ボートを知らない人には、ボートが脚を使う競技であることすら知られていないことが多いけれど、確かにこの写真なら脚を使うことがイメージできるかも。
これを見て下屋さんと盛り上がりました。あんまり詳しく書くと長くなってしまうので、話のトピックだけ紹介すると…
★ボートは「蹴る」のではなく、「押す」のではないか??
そういえば、ABもkickとは言わない。pushだ。
★ローイングは「漕艇」か??
艇を漕ぐというよりは…艇を進める、のではないか。このイメージの違いは大きくないか?
表紙を見ながらこんなこと話したところでtraining journalを開いてみました。
ボートのことは一言も書かれていなかったけれど、かなり面白かったです。
水泳は、
★pushとpullのタイミングだ。
とあって、なんと!ボートと一緒じゃないか。と思ったり、
ウェイトリフティングの監督が、
★「蹴る」から「圧す」へ
ということを言っていて、なるほど、たしかに「押す」より「圧す(おす)」だな!と思ったり。
興味ある方はぜひ読んでみて下さい!勉強になるし、想像力掻き立てられますよ!!
面白かったのは下屋さんの綱引きの話。
下屋さんは競技としての綱引きの経験があるのだそう。8人一組でやるのですが、そこで大切なテクニックも脚で「圧す」ことなのだそうです。
なんと、うまく脚で地面を圧して体重をのせれば、女性8人でお相撲さんチームに勝ってしまうこともあるのだそうです!
(@□@;)
それってフィニッシュ姿勢での引き合いとすごくよく似ているな。お相撲さんを吹っ飛ばす力強さで圧すことが可能ということか!
それにはどんな筋力が必要なのか?という所までは今日議論する時間がなかったので、じっくり考えようと思います。
齋藤
あ、今日は一年生の岡奈々子ちゃんの誕生日ですね。おめでとう。