こんばんは。
女子部コーチの岡です。
11月23日に京大戦が終わり、フライをはさんで、04年度の女子
新人女子として頑張ってきた磯崎と斎藤も、このタイミングで新し
それぞれの持ち場で、臆することなく自分らしさを発揮してもらい
そして今年はいよいよ、三人で苦楽をともにしてきた江口、平松、
あっというまの一年になるでしょうが、いっぱい失敗して、いっぱ
ここからは私自身の話になりますが、コーチとしての自分の役割と
一昨年、佐藤監督から女子部コーチのお話をいただいたとき、はじ
「東大ボート部で毎日こうして練習に打ち込めることがどれほど恵
少なくとも私は現役のとき、ボート部の外には全く目を向けら
そのぶん、社会に出たときには、本当にいろんな気づきがありまし

私は児童養護施設で働いています。
児童養護施設というのは、親となんらかの事情で暮らせない2~1
ない立場であ
いろんな子がいますし、基本的には明るく楽しく生活しているので
家庭で死ぬ寸前だったところを保護されたり、面会に来ていたお母
そんな中、「自分はこの世界にいてもいい」という安心を手に入れ
他者を傷つけることでしか自分を表現できない子、いつも不安でし
一人一人抱えているものはちがいますが、その一日を生きのびるこ
それでもちゃんと生きて育っていく彼らには尊敬の念がたえません

経済的、社会的に恵まれているというのはもちろんですが、「ボー
そして、それはみんなが自力で獲得したものではなく、泣き出した
特に東大生にとっては、「目標に向かって努力すること」は当たり
そんなことすら、望んでも手の届かない人が世の中にはたくさんい

さらに言うなら、ボートを漕ぐことで、食べ物が手に入るわけでも、お金がもらえる
みんなはとても非生産的な活動をしています。しかも大量の時間と
誤解を恐れずに言えば、無駄なお遊び、お芝居のよ
しかし、だからこそ、めいっぱい、真剣に遊んでください。
向き合うことや傷つくことを恐れずに楽しんでください。
もし楽しみが見いだせないなら、楽しむ努力をしてください。
この恵まれた時間をただなんとなく、誰かに言われるままに消費す
ちなみに自分は現役のとき、ろくなことができませんでした。
だからこそ今は、チームのためにできる手助けを、私の届く範囲でにはなりますが、
皆さま、今後とも東大ボート部の応援をよろしくお願いいたします
女子部コーチ
岡


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