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【新人チーム】Jr.期に向けて

新人トレーナーの阪本です。
少し時間が空きましたが、改めて新人戦お疲れ様でした。
この半年間新人育成に携わり、最後の一ヵ月はチーフトレーナーを引き継いでいましたので、最後のブログを書かせて頂きます。

新人戦での各クルーの様子は福間のブログの通りです。活動を応援してくださった皆様、ありがとうございました。
http://blog.livedoor.jp/ut_rc/archives/53336651.html
以下は、僕らの見てきた新人 (新Jr.) への挨拶になります。

代としての目標、付きフォア準決勝進出 (タイム目標6:55) には届かずでした。悔しかったと思います。
ただ、付きフォアに限らず、どのクルーも自分より一歩高い目標に向けて努力したのは立派でした。素直に自分を褒めて良いことです。

同時に、勝負に勝つには日々の良い練習の積み重ねが必要で、それを高いレベルで実行するのがいかに難しいか、痛感したと思います。
風邪をひかない、整備を入念にする、一本も無駄にしない。
人から散々言われて頭では理解しているけど中々徹底できなかった一つ一つの細かいことがどれほど大切か、レースを終えて自分の経験として理解できたんじゃないでしょうか。
レースは出る人にとってもサポートする人にとっても、大きく成長できる場であり、今後の原動力となる限られた機会です。
これからも、多くのことが生きた経験として自分に定着していくはずです。大切にしてください。

さて、フライが空けたらもうJr.です。
新人としての半年間はどうでしたか?
「日本一獲りたい」「体を鍛えたい」「先輩みたいになりたい」「打ち込めるものが欲しい」
半年前に思い描いていた姿に近づいていますか?

何もわからないところから始まって、漕艇部がどういう場所であるか、道具の扱い、安全管理、良い漕ぎ方、等々、一つずつ学んできました。
初めは色々なものを一気に与えられて、その中で日々を過ごすだけで精一杯だったと思います。ただ、これからは違います。
Jr.期は対校へ向けてコーチ・トレーナーから独り立ちする場であり、自分達で考え行動し、個性が存分に発揮される場です。

漕艇部に入れば、どんな風に過ごしていても時間は経つし、レースは来ます。
漕艇部や周りの環境は自分を試すチャンスは与えてくれます。
でも本当の意味で自分達を目指しているところに導いてくれるのは、自分達以外にはいないし、自分が色々なものを犠牲にして手に入れたチャンスに、強いプライドとこだわりを持って取り組んで欲しいです。

この半年間だけでも、何かを自分の手で実現しようと、真剣に取り組んだ人にしかわからないことがたくさんあることがわかったはずです。
それは憧れや決意だけを抱いていた半年前の自分にはわからなかったことです。
今後も自分の想像を超える色々な経験が待っています。悩み、もがき苦しみ抜き、楽しんでください。

この半年間の新人育成は、新人だけでなく、コーチ・トレーナーにとっても教えて良かったと思える充実したものでした。
新人の皆さん、ありがとうございました。
期待してます。

新人トレーナー 阪本

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