おはようございます。
対校学生コーチの山田です。対校チームは、冬場のト期間を利用し、ローイングの基礎から徹底的に鍛え直すことを掲げ、この数か月間トレーニングを実施してきました。
基本的なテクニックを完成させるという目標ゆえに、トレーニング内容は、概して、地道で、量も多く、なおかつハードなものが多かったのですが、対校選手は一定以上のモチベーションを維持し、トレーニングに打ち込んでいました。その成果も徐々に現れ始め、昨日、一昨日に実施されたシートレースに於いては、対校選手の技術水準の全体的な向上を見て取ることができました。
しかしながら、技術の改善のみでは、競合大学を倒すことはできない。ボートは、技術に劣らず、体力も重要な競技であって、体力とは端的に言ってしまうと、エルゴスコアのことです。
今年度に入って、トレーニングの疲労との兼ね合いが上手くいってないためか、エルゴの記録測定でなかなか思い通りの記録を出せていない人が多かったのですが、今週末のマシンローイング大会に向けては、調整が入るので、選手には、冬場のトレーニングで培ってきたはずの体力を、思う存分にぶつけてきてほしいと思っています。