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自己紹介その③

 

こんにちは。

今年度、女子部の学生コーチを務めさせていただきます、26年度対校の岡です。

昨年度は一年間、女子部主将として活動していました。

よろしくお願いします。

 

現在女子部は、漕手3人(新4年鳴瀬、新2年江澤・神林)、コックス1人(新2年足立。今はジュニア男子付フォアのコックス/小艇の伴チャリ担当)の計4人で活動しています。昨年度からメンバーが大きくかわり、フレッシュな雰囲気です。

また今年度から、「女子部社会人コーチ」という形で、OBの加登先輩にも練習を見ていただけることになりました。

 

冬場の序盤からしっかり良い練習を積み重ねて、私達の代では作れなかった「強い女子部」を、この一年で築いていってほしいと思います。


 

今日は自己紹介もかねて、学生コーチを務めるにあたって考えていることを書きます。

 

私自身、現役のときに、学生コーチの先輩方には大変お世話になり、漕技についてはもちろん、それ以外の大切なこともたくさん教えていただきました。現役の三年半で自分が少しでも成長できたとすれば、それは先輩方の存在あってのことでした。今度は自分も引退したという立場で、少しでも現役選手の力になれればと思い、今年度の学生コーチを務めさせていただくことにしました。

 

 さてボートという競技について考えるとき、「どのようにすれば舟が速くなるのか」という問いには無数の答えがあります。キャッチを遠くで決める、タップダウンをもっととる、一本一本強く漕ぐことだけひたすら考える。あるいはもっと長期的な目で見れば、足首をやわらかくする、筋肉と共に体重を増やす、昼寝をたっぷりする……どれに取り組んだとしても、たぶんある程度の成果は得られると思います。

 

でも、そのアプローチが本当に「一番良い」のか? 一番はやく、効率的に艇速を上げるために「最適な」やり方は何か? 我々には三年半という限られた時間しかなく、また学校とモーションの繰り返しという忙しい毎日の中で、取り組めることの量にも限りがあります。「ボートを速くするために何をしたら『一番』良いのか?」という問いにこそ、難しさがあるのだと思います。

 

もちろんこれは、ただボートを速くすることだけではなく、強いチーム(クルー)を作るということに関しても言えます。強いチームを作るためには、何をしたら「一番」良いのか? これは、ボートというモノではなく、ナマモノの人間を相手にした話なので、更に話はややこしくなります。

 

何をしたら「一番」良いのかなんて、誰にもわかりません。ただ、優れた選手や優れた指導者と呼ばれる人は、きっとこのあたりの感覚が鋭いのだと思います。

 

私自身は、ボートの経験もたったの三年半で、しかもそこまで強い選手というわけではありませんでした。では学生コーチとして何ができるのかといえば、「何が一番良さそうか」ということを選手と一緒に考えることだと思っています。今年度から女子部コーチとして関わって下さる加登さん、HCの氏家さんをはじめとして、ヒントをくださる人もたくさんいます。氏家HCの理想とする漕ぎをどのようにして実現していくか、そしてレースシーズンで「勝てる」チームをどのようにして築いていくか、選手が豊かなイメージを持てるように、出来る限りのサポートをしていきたいと思います。

 

昨年度、私達26年度の代では結果を残せず、みんなの嬉しそうな顔を見ることができませんでした。

この27年度、もう一年のチャンスが与えられたことに感謝して、

今年は必ず、選手達が勝って喜ぶ姿を見るつもりです。

一年間よろしくお願いします。

 


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