対校アシスタントコーチの前川です。
昨晩から今朝にかけて台風が関東地方を通過しましたが、幸いこちらでは大きな被害はありませんでした。
明日は東日本選手権ですが、天気予報によれば強風もなく問題ないコンディションでレースが行えそうです。
ところで、先週末に新人たちの付きクォドクルーに整調として乗艇しました。
クォドの整調は昨年のインカレ、全日本選手権以来でした。
選手だったころに気づいたこととして、ボートが速い人はレンジの大きさと、そのレンジの中でフルに艇を進めるという感覚が本当に優れているということがありました。
そして、これは実際に同じ艇に乗ったり、エルゴを連結したり、並べて動きを真似たりしなければ、初級者が差になかなか気づけない部分だと思います。
このようなことを考えながら、新人との乗艇練習に参加していました。
ウォームアップではフィニッシュ位置を基準に徐々にレンジを伸ばしていく練習等を行い、限られたレンジでも遠くでブレードを固定し全身でフルに艇を進めるイメージを共有しました。
自分にも経験がありますが、無理なく動ける範囲でおかしく見えない「いいフォーム」に落ち着いてしまうということがあると思います。
もっともっと高いレベルの漕ぎがあることを実感し、成長を目指して行ってほしいと思います。
さて、対校でも松前が書いてくれているようにアスレチックコーチの協力の元で柔軟性の改善の取り組みを行っています。
このような中で成長へのブレイクスルーを掴む選手、クルーが増えることを期待しています。
写真は女子ダブルspicaです。
spica #S岡#B鳴瀬
対校アシスタントコーチ 前川