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具体的に

こんにちは、対校アシスタントコーチの栗原です。

以前前川がこのブログに書きましたが、毎週、選手 (cox含む) とアシスタントコーチ1対1で面談を行っています。
この面談では、一週間の目標と、その達成のために行う具体的な取り組みを決めています。
基本的には選手が自分でそれぞれを考えてからコーチと話し合うのですが、この具体的な取り組みを考えるというのが重要であると同時に難しく、始めは「意識する」しか書けない人が多かったです。

僕も現役時代もっと具体的に考えろと何度もアシスタントコーチの方々に言われました。
ジュニアのときは当時ジュニアコーチであった清岡さんに「君はどうなりたいの?そして君はそのためにどうするの?」と毎日何度も聞かれ続けました。
最高学年になってからも、乾さんに面談していただいたときに「意識するだけで解決するならそれはもはや課題ではない。意識してもできないことをできるようにするために何か行動が必要である。行動は具体的に決めて、とにかくやる。」といった内容のことを言われたのが強く心に残っています。
具体的に決めるというのは、たとえば「できるだけ多くストレッチをする」ではなく、「毎日1時間ストレッチする」といったように数字を使ってはっきりと決めるということです。
はっきりと決めてしまうのは正直面倒だし、できるかも分からないので、あいまいにしがちです。
ですが、「できるだけやる」と言ったことは結局ほとんどやらないんじゃないかと思います。

年度始めのころは、面談の時に「そのために具体的に何をすればいいと思う?」と聞いて話すことによってやることを決めていました。
しかし最近はみんな徐々に具体的に考えられるようになってきていて、面談に来た時点でやることがはっきりしているということが少しずつ増えてきました。
みんな頼もしくなってきています。

いよいよ東商戦のクルー選考が近づいてきました。
選手がどれだけ具体的な行動を積み重ねてこられたかが問われます。
楽しみです。

栗原

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