コンテンツへスキップ

スカル練習

石神です。
シーズン当初より対校はスカルと無しペアで練習していましたが、年が明けてからは全員がスカルで練習しています。
ペア練習で常に合わせることに集中し、あまり自分自身の技術に集中できていなかった漕手にも、個人としてレベルアップする機会となっています。
もちろん、クルーとしては週末や水曜日のエイト練習で徹底的に動きを合わせることに集中し、来るシーズンに乗るクルーボートに向けて準備しています。
そのような練習体系の中で、技術・艇速においてブレイクスルーを体験する漕手が何人か出てきています。

この週末の乗艇で、ある漕手が新たに果たしたブレイクスルーを紹介します。
彼は去年からずっとドライブ前半で腕が曲がり、うまくぶら下がることができないことを指摘され続けていましたが、日曜日のレート指定タイムトライアルでその癖を大きく改善させ、部内トップの艇速を出しました。
彼曰く、背中からしっかりぶら下がる感覚が初めて出来て、それが実際の艇速につながったようです。

レースが近づき、全モーションがクルーボートになると、「クルーの中の個人」としてのブレイクスルーはあれども、本当の個人レベルでの技術の大幅な改善は難しくなるものです。
一つ一つの練習、一本一本のストロークでの失敗を恐れず、試行錯誤を繰り返して、新たな感覚を得る機会があるとすれば、まさに今です。
そのために、コーチが自らを “Dr. Evil” と自称するだけの練習量が提示されているわけですから。 

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP