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12月に向けて

こんばんは、学生コーチの松前です。

しばらく緩んでいた寒さも、今週後半からは再び厳しくなってきました。今週初めに若干名体調を崩した者がおり、年末に向けて一層強度が高くなる中で、体調管理には気をつける必要があります。

 

さて、今対校選手はペアもしくはスカルを漕いでいますが、皆で小艇を漕ぐのは12/15の久保杯(という名の6000mT.T.)で一区切りとなる予定です。

小艇期間のうちに是非習得したいのが、「ふねを感じる」という感覚だと思います。先週、とある漕手と話していた時に、あまり分かっていないと思われるところがあったので少し書いておこうと思います。

 

「ふねを感じる」とはふねの加速・減速を感じることとほぼ同義だと思います。ずばりふねが最も速くなるところはどこでしょうか。ドライブの途中でしょうか、フィニッシュの瞬間でしょうか。

 

 

答えは、ハンズアウェイからセットにかけての間です。『ハリソンの漕法講座』にグラフがあるのを見たことがある人もいるとは思いますが、実際そこなのです。アントニーコーチが口酸っぱくハンズアウェイをスムーズにするように言っているのも、フィニッシュからハンズアウェイ・セットまでの艇の加速を殺さないためです。

ぶっちゃけた話、エイトは速いので、エイトでこの感覚を新たにつかむことはとても難しいと思います。なので、このふねの加減速の位置・変化の感覚はこの小艇期間に身につけることが望ましいです。ノンストラップ、3本漕ぎ、色々技練はあるので、自分がふねの加速に合わせて体重を返せているか、感覚を追求することはできると思います。

 

年末年始のフライに入るまであと1ヶ月、体調管理に選手コーチ共々気をつけて、冬場の前半をいい形で終われるように、やっていきたいと思います。

 

(最後に今朝の写真を載せておきます。これは秋ヶ瀬から昇る朝日を撮った写真ですが、この後大曲を過ぎて東を向くととてつもない朝日を目に受けます。夜明けを感じる嬉しい時間であると同時に、コーチングにはやや支障の出る時間でもあります笑)

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