こんにちは。
古川です。
皆様新年あけましておめでとうございます。
今年も東大漕艇部をよろしくお願い致します。
東京箱根間往復大学駅伝競走
一昨日昨日で行われた箱根駅伝。
東洋大学が勝つかと思っていたが、往路優勝は日本体育大学、復路優勝は駒澤大学、そして総合優勝は日本体育大学という結果になった。
日体大は昨年の総合19位から総合優勝へと大躍進を遂げたことになる。
なぜ日体大は1年間でこれほどの大躍進を遂げることができたのか?
その理由はそのまま東大漕艇部が強くなるためのヒントになっているような気がする。
日体大の取り組みの中で印象的だったことは二つ。
一つ目は『当たり前のことを積み重ねてきた』ということ。
二つ目は『3年生主将』。
一つ目に関しては、走り方のフォームだとかトレーニング内容だとかそれ以前に、「食事に気を遣い、就寝時間を守り、準備体操を怠らない、朝練前に練習場所の草取りをする」など陸上選手の基礎中の基礎を徹底してやり抜いてきたということ。
これはうちの部にも通じるところは大いにある。
「当たり前のことを、当たり前にできて」いるだろうか?
もう一度考えてみよう。
二つ目に関しては、『部員全員が主体的に取り組む』原動力になったのではないかと個人的には考えている。
昨年、新3年生の服部(現主将・5区のランナー)が主将に指名されたとき、新4年生の中には反発する選手もいたそうだ。それでも日体大の別府監督が服部にこだわったのは、新4年生を奮起させる狙いもあったと思う。
結果的に、部員全員がチームのために動くようになり、今回の優勝という結果につながった。
うちの部でもよく使われる『主体的に動く』という言葉は、『部員一人ひとりがチームの課題を自分事として考えて、チームのために動く』ということなのだと改めて認識させられた。
One for All , All for One
という言葉の意味するところをまさに今回の日体大の駅伝チームは体現していたように思える。
さて、日体大の駅伝チームのことを褒めて終わってしまっては何の意味もないので、ここからどううちの部を強くしていくかを考えよう。
当たり前のことを当たり前にやる
主体的に動く-One for All , All for One-
この二つの精神はまだまだうちの部に足りないところ。
選手・マネージャーそしてコーチ陣にも。
この姿勢は今年もコーチ陣から積極的に示していきます。
週1回のコーチ部屋の掃除、私物放置厳禁、選手・同僚コーチ・スタッフさんとの密なコミュニケーションなどなど!
もう一度徹底していきましょう。
選手を熱く、選手より熱く
古川