こんにちは、新人の野田です。
今回僕は、タイトルにあるようにメンタルについての話をしようかと思います。
ボート部に入って日に日にトレーニングがきつくなっていく中で、僕は体力だけではなく精神力も必要であることを早々に悟りました。
そこで、心理学にハマっていた寮の友人に、ある心理学系の本を借りました。
その本のタイトルは、『心を上手に操作する方法』。これはドイツのメンタリストであるトルステン・ハーフェナーが著した本です。
そこには興味深い記述がありました。思考が身体に影響を及ぼすのと同じように、身体が思考に影響を及ぼすというものです。つまり、つらい顔をしていれば実際につらくなるし、笑っていれば楽しい気分になるのです。
僕はこれを15分エルゴ測定の時に何度か実践してみました。効果はどうだったかというと、ある日は自己ベストを更新し、ある日は思うような結果が出ませんでした。
なぜこのように効果がまちまちなのかというと、おそらく別の要因が働いているのだろうと考えられました。フォームが崩れていたなどのフィジカル的な要因も挙げられる中、要因の一つとして考えられるのは、測定の日に「今日は絶対自己ベストを更新できる」と心の底から思い込めるかどうかということです。同期の間でも、「今日は更新できないと思った日は本当に更新できない」という共通認識があり、これもトルステン・ハーフェナーの「思考は現実化する」という記述に当てはまります。
「メンタリスト」というと少々うさん臭く聞こえるかもしれませんが、『心を上手に操作する方法』では科学的な実験によって検証された事例が挙げられています。したがって僕は、トルステン・ハーフェナーの言葉が理にかなっていると「思い込む」ことにしました。
今度の測定には、つらい顔をせずに「絶対更新できる」と思い込みながら臨もうと思います。もちろん身体のケアも忘れずに。
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。