こんにちは。豊間根です。
今日は昔のことを思い出してみようと思います。
僕は高校時代バスケットボール部に所属していました。
東大ボート部ほどではありませんが非常に長い歴史を持つチームで、OBとの繋がりも強く、 2,3歳上の先輩からかなり歳の離れた先輩まで、練習を見てくださったり、試合を観に来ていただいたりということがよくありました。
よく練習を見に来てくださるOBの中に、ある先輩(ここではTさんと呼びます)がいました。
Tさんは僕より10歳ほど上の先輩で、以前部が関東大会に出場した際に、一年生ながらセンターとしてベンチ入りした有力な選手でした。
190cm近いガタイと時に激しすぎる指導で、僕を含む部員たちはTさんのことを恐れていました。
何しろ指導が激しいので、Tさんのことを悪く言う者もいましたが、バスケに対してひたすら厳しく、そしてとても真面目な方でした。
そのTさんがよく口にしていたことがあります。
それは「しゃべれ!!」ということです。
パスが欲しいコースを示す。リバウンドがどちらに落ちるか伝える。スクリーンが来たことを教える。相手のオフェンスが裏に切れたことを伝える。
あるいは、ドリルの前に、何が目的なのか確認する。上手く行かなかったプレーの後、どうして欲しかったのかを話し合う。
バスケの練習、試合中、しゃべらなければいけない場面は数え切れないほどあります。
以心伝心なんて言葉もありますが、基本的に人間というのはしゃべらないと意思疎通ができません。
いくら深いこと、大事なことを考えていたとしても、それを口にしないことには誰にも伝わりません。
しゃべることは、めちゃくちゃ大事なことなわけです。
そのことを、最近よく思います。
口数が多ければ多いほどいいというわけではもちろんありませんが、まだまだ「しゃべる」ということが足りていないと感じています。
練習中、ミーティング中、考えていることをもっと全員が口に出して、もっと意識の共有をして行きたい。
そういう風に考えています。
「しゃべる」がゲシュタルト崩壊を起こしてきました。今日はこの辺にしておきます。