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愚直

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こんばんは。
4年の菱田です。

現在は軽量級エイトと京大戦エイト以外のメンバーで組んだオープンエイトでトレーニングをしています。

昨日は雨風波もあり上手く艇を進めることができなかったのですが、今日は「愚直に」というCOXのコールのもと、全員でフィニッシュに取り組むことでバランスや艇速を向上させることができました。

エイトは人数が多い分、漕手間で意識の差が生まれやすく、一つの事を全員で徹底するのが難しくなります。

そのため一つのフォーカスに絞って取り組むことで、全員でやるべきことを共有し、艇をひとつの生き物のように動かす必要があります。当たり前ですね。

「愚直に」という言葉は、この状態を作り出すこれ以上なく良いワードだと思います。他にも「キチガイのように~に取り組む」というフレーズも個人的には良いと思っています。

そこで、もう少し愚直について。

愚直であることは、バカ正直ということです。自分に正直な人は、負けや失敗を素直に認めることができ、反省を次に活かしていけると聞きます。敗北は自分のせいではないと考えると、それ以上の自己成長はないでしょう。

一方で、決められたことにただ愚直に従うだけでは、ともすれば思考の停止に陥ります。フィニッシュだけをやっていれば必ず良くなると全員が信じることも大事ですが、盲目になりすぎても駄目です。それ以上良い方法があるかもしれないし、考えをストップすることは改善しているかどうかの判断まで停止することになるからです。

一度ある事を決めたらある程度の成果が出るまでは軸をぶらすべきではありませんが、その他の手段についても常に頭に入れておく冷静さは持ち続けていたいですね。

菱田

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