こんにちは。3年漕手の菱田です。
新歓真っ只中ですね。昨日は駒場で生協コンパがあり、大変盛り上がりました。新入生の皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?
そんな中、昨日僕は経友会(東大経済学部のいわゆる同窓会的組織)主催の2017年卒向けの就活セミナーに参加してきました。就活なんてまだ1年後だと高を括っていましたが、講演にいらした入住壽彦氏(現在Alpha Academy社にお勤め)の刺激的な言葉に焦りを感じざるを得ませんでした。簡単な自己紹介のあと、入住氏は3つの質問をされました。まず、
「一生のうちに何を成し遂げたいか?」
1分ほどの時間を与えられたのですが、納得のいく答えは全く出せませんでした。そして続けざまに問われます。
「それでは10年後の自分は何をしていますか?」
これにも簡単には答えることができませんでした。それなりに働いてはいるよな、とか、結婚はしてるよな、とかは浮かびますが具体性が伴いません。そして最後に、
「それではその目標達成のため、10年後の自分になるために今何をしていますか?」
もうお手上げでした。自分って何にも考えてないんだなぁと非常に痛感しました。そしてこれらの質問はエントリーシートや面接で実際に訊かれることだ言われ、さらにショックを受けたわけです。
こうして打ちのめされた訳ですが、いや待てよ、と。
たしかに一生という長いスパンではこの質問に答えられませんでしたが、大学4年という短い期間ならどうだろうか、と考え直してみたのです。入学時には日本一を成し遂げたいと思ってボート部に入ったわけだし、そのためにはどうすればいいかを今は毎日考えながら過ごしているぞ。少なくとも他の大学生よりも目標を持って今を生きているはずだ、という結論に至りました。
すると先の3つの質問は
・大学時代に日本一になりたいという目標を持つ
・入学して2年後には対校エイトに乗り活躍する、毎日そのために練習に励む
・入学時にはどうすれば自分の日本一という目標が達成できるか、様々な選択肢を検討して部活やサークルを決定する
と置き換えられるのではないのでしょうか。
入学時にはここまで具体的には先を見通せないかもしれませんが、ぜひ新入生の皆さんには4年後の目標を設定してから部活やサークル選びをしてほしいと思います。
途中から新歓の話に移行してしまいましたが、僕も一生で成し遂げたいことをもう一度見つめ直してから来年の就活に臨みたいと思います。まずは今できることとして来週から始まるゼミの選考に向けて頑張ります。もちろん日本一への練習も欠かしませんよ!