応援の気持ち

こんにちは、修士1年COXの土方です。

東商戦が終わってからは、無しフォアに付いてコーチングをしています。
エイトよりも個々人の動きがわかりやすい分、みんなメキメキと成長していて頼もしいです。自分も陸からの見る目が養われてきたように思います。
クルーについてはこれくらいで、紹介は明日の加藤に任せましょう。

先日、月一回のメントレがありました。
メントレでやる内容は回によって異なるのですが、その日は、過去に辻先生がテレビに出演した際の番組録画を見て感じたことを話し合いました。
番組の内容としては、映画スラムダンク上映にちなんで、スラムダンクのキャラを一人ずつピックアップしながら各人が持つライフスキル(≒ご機嫌なメンタルの状態を生み出すための思考術)を紹介するというものでした。

同じビデオを見ても受け取り方は十人十色で、ディスカッションの時間は毎回興味深いのですが、僕が今回刺さったのはメガネ君こと小暮公延の「応援」というライフスキルです。
スタメンではないながらも花道につきっきりでシュート練習を手伝う姿はまさに「応援」の気持ちを体現しており、その応援のエネルギーで自らもごきげんになれる、と解説されていました。
正直、僕は今までこのライフスキルにあまりピンと来ていなかったのですが、小暮の例を見て、これってCOXと全く同じだと気づきました。
実際に無しフォアのコーチングをしていて、エルゴを漕ぐ横でコールしたり、一緒にドリルをしたり、リギングに拘ったりなど、まさに「応援」の気持ちが大事だと感じる場面に沢山出会います。漕手がより強くなるために自分が与えられることは何か、そう全力で考えるのは楽しいですし、自然とモチベーションが上がります。(「一生懸命が楽しい」というライフスキルにも繋がりやすいですね。)

そして、この姿勢はチームとしても非常に重要だと考えています。
例えば掃除一つを取っても、やらされていると感じながらやるのか、いつかは自分の成長に返ってくると思ってやるのか、その積み重ねがチーム力の差になるのではないでしょうか。
全体のための自己犠牲というよりも、より良いチーム(広い意味での自分)になるために自分ができることを与える、という気持ちで取り組みたいなと思います。
せっかくやるなら楽しんで部活しましょう。

東商戦期間は、個人としてもクルーとしても、不甲斐ない点が多々ありました。
頑張ったか頑張っていないかでいうと間違いなく頑張りました。ただ、もっと上を目指す必要があったと、振り返りを通じて痛感しています。上で述べた「応援」の気持ちも、個人的に足りていなかったと感じることの一つです。

月並みな言葉ですが、敗戦を糧にインカレまで挑み続けます。また、その過程を楽しみ切りたいと思います。

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