どうも文学部3年の佐藤耕之介です。文一の加藤、文ニの佐々木に引き続き今回は私が文三について書こうと思います。。
皆さんは文科三類についてどれ程ご存知でしょうか?某ドラマでは「文科三類が一番入りやすい」や、巷では「東大で文科三類は立場がない」などと囁かれていますが、実際に所属している身から言わせて貰いますと、他の科類と比較してもそれ程悪い所ではないという印象です。文科三類は東大の中では女子比率が最も高く、代ゼミのサイトによると一般入試の合格者数のうち40.5%が女子だそうです。クラスの男女比は東大では珍しく1:1に近いことも多く、共学の中高のような様相を呈しています。また進学先が多様で、教育学部と文学部に進む学生も多いですが、理転して農学部や工学部へ進む方や後期教養学部へ進む型も多い印象です。そういった意味で東大の中では特に多様性に富んだ科類であると言えるでしょう。
文三生の履修事情について語らせていただきますと、文三の学生の履修はとても自由です。選択必修や持ち出し科目などの縛りが少ないため個々人の興味が滲み出たような時間割表になります。1年生の春学期は必修でほとんど埋まってしまいますが、秋学期になるとその傾向が強まります。クラスの友人とお互いの時間割表を見せ合うと思わぬ人が思わぬ興味をもっていることを知るということもあって、学期始めの密かな楽しみでしたね。因みに私なりの履修のコツは、人気授業をとるのもいいけれど敢えて受講者が少ないけど興味を惹く授業を受けることです。受講者の少ない授業だと先生が手厚く指導してくださることが多いですし、優三割規定(80点以上の成績は受講者の3割以下にしか与えられない制限)が外れるのでほとんど確実に良い評価を与えられます。是非ともご参考に。
最後に主に新入生へ向け(このブログを読む新入生なんているのか分からないけれど新歓期なので)。大学生活は想像以上に短いです。私は気づいたら大学3年の春を迎えていました。きっと卒業の春にも、今年の春やもっと前の春を昨日のことであるように思う気がします。『人生のメリーゴーランド』という曲がありますが、人生の美味しい部分はテーマパークで過ごした1日が終わるように、嘘みたい呆気なく終わってしまうのかも知れません。そんな短い青春を私たちと漕艇部で、最高にアツいものにしましょう!戸田公園で待っています。


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