こんにちは、今年度の主務を努めます。吉田舜太朗と申します。
代替わりしてすぐに授業で艇庫を離れ、不安もありましたが、ようやくメール打ちにも慣れ、周囲に目を配る余裕が出てきました。一度離れたことで、この艇庫のことを俯瞰できるようになれた気もします。
さて、僕が今から担う/担っている役職。
役職を引き継ぐとき一言いわれたのは、主務はきたボールを打ち返すだけ。という言葉でした。
ですが、どのボールが僕に向かってきているボールでしょうか。つまり、どこまでが僕のコートなのでしょうか。
この答えこそまさしく先輩方が体現してきたものでしょう。
少なくとも、漕艇部全体が僕のコートです。
そして僕は、部員全員にもそうあってほしいと願っています。
強い部活、日本一の部活、東大一の部活、
そうあるには、足元にあるゴミに気づいて、ひょいと拾うような意識をみなさんに持ってほしい。それが、今年の目的/スローガン、「人を、自分を変える」に対しての、僕の答えのうちの一つです。
僕の願いが叶った時、全員が主務ということでしょうか。
その時僕は主務である必要があるのでしょうか。
ただひとつ、他の部員との違いが責任の重さしかない方が、組織としてずっとずっと成熟していると思うのです。
どうぞこれからも東京大学運動会漕艇部をよろしくお願いいたします。
吉田


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