はじめまして。05新人の田中健翔と申します。
まだ漕艇部に入部したばかりで、貫禄漂う先輩方が集まる艇庫にいると、部員としての自覚を持つまでにまだまだ時間がかかると思うのが正直なところですが、よろしくお願いします。
最初の投稿ですので、自己紹介を絡めて入部動機を中心に綴っていきたいと思います。
改めまして、理科一類所属イタリア語選択の田中健翔と申します。
好きなことは二度寝で、嫌いなことは急ぐことです。
言ってみれば平穏が好き。裏を返せば怠け者。
つまるところ、完全に運動部に向かない人。
それでも、漕艇部に入部しました。
入部経緯は、一言で言ってしまえば流れです。
入部動機も、一言で言ってしまえば雰囲気です。
私は用がなければ何もしない怠け者なので、運動系の団体に所属しようと考えていました。高校まで水泳をやっていたので、それは除外。球技はまるでダメで、人と接触するスポーツも嫌だったので、選択肢から外していました。
ボートは……どれにも当てはまらない。それでもやっぱり、大学生活におけるボートにかける時間はかなり長くなりそうだなぁと少し渋っていました。
ですが、目標を自ら決めて、それに向けて思考と試行を巡らせる人の姿がかっこよくて好きなので、入部を決めました。怠け者の私にはきっと眩しく見えたのでしょう。その時明確にそう思って決断したのかは覚えていませんが、恐らくそうだったはずです。
後は、ボートが好きな方には大変申し訳ないですが、ボートを漕いでいても、それほど嫌気がさすようなものでは無かったというのも入部動機としては大きいです。
もちろん、これから辛い練習や苦しい場面が訪れるのだと思いますが、今のところはそれを想像しても、別に仕方ないかと思えるような気がしました。
別にそれは諦観ではなくて、ちょっとこいつ(ボート)俺のこと苦しめてくる時あるけど、まあしょうがないやつだなぁって思える感じです。それが諦めじゃ無いならなんなのかよく分かりませんが、そういうことです。
まだボートに少ししか触れていないのにこんなことを言うのは烏滸がましくて、そのうちこんな甘っちょろいことは言っていられなくなるのだと思いますが、、、
それでも、自分が好きなものにだって、打ち込んでいく間に苦しい場面が出てくるわけで、それでもそういう苦しいことを含めて、結局嫌いになれず、むしろもっと好きになれることがあるのと同じように、打ち込んでいく度に苦しくなった分、全部ひっくるめてこれからボートを好きになる時が来るのだと、信じています。
理屈はめちゃくちゃですが、そう思います。そう思いたいです。そうであってくれ。
団体スポーツをするのは初めてなので、最初は、同じクルーの動きを良く見ることを最優先の目標にします。個人の技量も大事だとは思いますが、速く漕ぐには、仲間と息を合わせることが一番大切だと想像しています。
そんなことすらはっきり分かっていない新人ですが、何卒よろしくお願いします。
長文失礼しました。