こんばんは、令和2年度主将だった野村です。
代替わりということで軽く今年度を振り返ろうと思います。
まず、今年度のインカレの結果は
男子8+ 準決勝敗退
男子4+ 準決勝敗退
男子2- 準決勝敗退
男子4x 敗復敗退
男子1x 7位
男子2x 敗復敗退
女子1x 準決勝敗退
となりました。
今年度の目標である全艇最終日進出及び8+優勝は果たすことができず非常に悔しい心持ちです。
僕はこの一年の皆の努力を見てきました。
宣言通り増やした乗艇距離や岩井コーチの殺人的なメニューなど、ハードな環境の中でも折れずに練習し続けた選手、
台風やコロナ禍など前代未聞の悪条件にも果敢に対応して部を運営してくれた頼れるスタッフ、
現状に満足せず新たな取り組みにチャレンジする意欲的なマネージャー、
リモートでも部を気にかけてくださり、フィードバックを頻繁にしてくださったコーチの方々、
本当に頑張ってきたと思うし、自分は素晴らしいチームに属していたんだなと心から思います。
それゆえに一層、V8+で順位をつけて復活した東大ボート部を見せつけ、皆で喜び合うことができないことがたまらなく悲しいです。チームが強くなったという分かりやすい証拠を手にしたかった。
しかし、自己満足かもしれませんが、東大ボート部を前進させることはできたと考えています。
8+の艇速を10秒のばすことができ、それ以外の艇種においても強豪校と競り合う勝負ができるようになりました。何より、東大ボート部がインカレで活躍できる良いイメージを後輩たちに見せることができました。
そういう意味では、今年度のテーマである自分達の可能性を信じて広げていく、東大復興の先駆けとして次につながる結果を残す、ということは達成できたのかなと思います。
後輩たちにはインカレでの悔しさや高揚感、レースというものの経験、コロナのなかで見出したであろう部活や練習への向き合い方や知見など、今年度の体験を心に刻むなり分析するなりして来年度に繋げて欲しいと思います。
最後に、OBOGや保護者、ブログ読者など応援してくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。
来年度のさらに飛躍する東大ボート部にご期待ください。