こんばんは。3年舵手の高槻です。今日は最近改めて気づいたことを書きたいと思います。突然ですが、僕の所属する工学部機械情報工学科では、3Sになってプログラムを書く演習系の授業が増えてきました。
僕は中高でプログラミングをする部活に所属していましたが、最後までわからなかったのが、人工知能や画像認識などの領域でした。最近の授業でこれらを扱ったプログラミングをしてわかったことがあります。それは「案外簡単」ということです。
人工知能や画像認識で行われている処理は専門性が高いと思いますが、今の世の中、使うだけなら中身を知る必要はありません。ツールが公開されており、「顔にマルをかけ」と言えばそうしてくれるのです。つまり、使えるかどうかは、「公開されていると知っていたかどうか」で変わるということになります。実際30分もあればパソコンカメラからの映像に写った人の顔を丸く囲って表示させるようなプログラムを組むことができます。僕は当時それらの情報は中身が理解できないから使えないと思っていました。
これは改めて考えると大きいことだと思います。どんなに高い価値を持つ情報でも、情報自体に伝達能力はありません。知りたかった情報を調べずに入手することはほぼ不可能です。これは逆に言えば、どれだけいい情報でも、発信しなければ伝わらないということです。これは部活の広報や新勧にも繋がる話だと思います。新型コロナウイルスの影響で空いた時間も多いかと思います。これを機に、何か自分の興味のあることについて積極的に情報を集めてみたり、発信してみたりしてはいかがでしょうか。日常のささやかな喜びにつながるかもしれません。