こんにちは。2年美濃です
最近はCODIV-19の流行によるイベントの中止が相次いでいますね。どうやら今年の高校総体は中止されるそうで、この日のために何日も苦しい練習にも耐えてきたであろう高校生たちのことを思うと胸が引き裂かれそうです(涙)
例にも漏れず我々ボート部におきましても、通常ならば先週の日曜日にあるはずであった伝統ある『東商戦』が延期され、ここで勝つために死ぬ気で冬を乗り切った部の仲間のことを思うと、なんともやるせない気持ちになります
しかし、そんな暗いことばかり言ってられません。今年の東大漕艇部の目標はインカレエイト優勝なのですから、そのためにチーム一丸となって、明るくこの逆境を乗り切らなければいけない
「よし、今日も頑張ろう!」
そんな風に自分の思考を理詰めしながら、実家にて自主トレをする毎日です。まだ僕らの冬は続きそうですが、乗り切ってみせます
さて、こうして外出自粛しているとある程度まとまった時間が取れるので、最近は『一年前の自分』について考えることが多いです。
それでふと思い出したので、今日は一年前の僕の『入部動機』について話したいと思います。
まず、この部活に入っている部員のほとんどに共通することですが、『ボート部に入ろう!』と思って入学した人はほぼ皆無です。大体の人が東大に入ってから漕艇部の存在を知り、ボートについて知り、入部します
僕もその一人です。僕は入学してからはダンスサークルを掛け持ちしてガツガツダンスに打ち込もうという願望さえあり、ほぼ自分のキャンパスライフを決めていたので、ボート部に入る可能性なんて皆無だと思ってました
でも、この東大漕艇部に出会って、僕の人生は大きくかわりました
初めて先輩と会って話して、初めて体験練習に参加してみて、初めてボートに乗ってみて、
そして、初めてこんなにも熱い想いに触れ
そんな初めての経験をたくさんもらって僕の考えは変わり、こうしてボート部に入部しました
『入部動機』は、『日本一になりたいと思ったから』
「プロサッカー選手になる!」「日本一になる!」「オリンピックで金メダルとる!」「甲子園で優勝する!」
子供の頃、そんな夢を掲げたことのある人は、東大の中にもたくさんいるのではないでしょうか。でもその夢はいつからか薄れ、他にやりたいことを見つけたり、やらなきゃいけないことが出てきたりして、最終的には忘れ去られているのではないでしょうか
僕は多分、その夢のかけらが心の隅に引っ掛かってたんだと思います
この部は、そんな幼少期の夢を思い出させてくれました
そんな魅力がこの部にはありました(抽象的ですんません)
というのが僕の入部動機です(なにクソ真面目に書いてるんだろ)
正直、この部活は生半可な部活ではありません。練習は他のどんな部活よりもしている自信があります辛いことも苦しいこともたくさんあります。
が、どうしても「やめる」という気持ちになれません
どうしてなのか。それは、言葉に表すのが少し難しい。なので、新入生には実際にこの部活に一度足を運んでほしいと、切実に思います。
他では味わえない喜び、感動、熱さがあります。
なのでぜひ皆さん、東大漕艇部へ(最近新歓のことばかり考えてるから結局新歓になるやーつ)
以上です
筆者の顔
東商戦の冊子用に撮影した(おちゃらけ画像な)のに、これをツイッターの部員紹介に使われました。きっと僕は今年の新入部員に、『やばい先輩』と思われることでしょう
写真と内容のギャップを、今回のオチとします(おちてない)
ご精読ありがとうございました