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新人勧誘

こんにちは。

今年の新人勧誘を担当している、3年スタッフの谷口です。
(以前の記事では過激なことを書いてしまい申し訳ありませんでした。)
今年の新歓活動の現況を軽くまとめておこうと思います。

今、東京大学全体では新歓活動を含め全ての課外活動が停止されています。
漕艇部も例外ではなく、新勧活動は全てオンライン上だけで行われています。
今の所終わりは見えていません。

例年の常識が通用せず、新勧チームだけで対応することは難しいため、
部員全体に広報企画の立案・運営をお願いしました。
全員とはいきませんが多数の部員が独自の企画を考案してくれており、非常にありがたく思います。

例えばテレビ通話ツールを使って例年と似た内容のオリエンテーションを試みたり、同じツールで遠隔合同トレーニングをしてみたり、
SNSで魅力が伝わるような投稿を考えてみたり、youtubeチャンネルを開設したりなど、多様です。
(中心メンバーだけで考えていたら、少なくともyoutube開設に踏み切ることはなかったと思います。)

また、他の運動部と結託して合同でオリエンテーションを行うことも考えています。今週末と来週末ともに1つずつ漕艇部発の合同企画が予定されています。

これらの努力により、なんとか数十名の後輩とやりとりできている状況です。
活動解禁がいつになるかはわかりませんが、それまではその子たちと関係を築いて行く事になります。

長らく一人で過ごしており愚痴をこぼすこともかなわないため、自分の思うことも書いてみます。
今はゼロベースで行く先を定め、多くの企画を統括し、他部との連携を試みたりとしています。授業も始まったので、ほぼ1日中画面を見て何か考えています。非常にキツいです。

また、この前こんな考察を目にしました。
「黒死病の流行が欧州から公衆浴場を消したように、このウイルスも日本や世界を半永久的に変えてしまうのではないか?」
そうだとしたら、多分我々も今の姿を保つことは叶わないでしょう。僕を含めた皆がやっていることも水泡に帰してしまうかもしれません。

それなのに自分がこの活動にずっと身を投じ続けているのが不思議です。
なんとなく、自分は部活動を通じて目先の価値ではなく過程・今現在を重視するようになったと感じます。多分この危機に対して自分が全力で戦えていること、多大な信頼を置ける味方が居ることに価値を感じているのだと思います。

新勧チームでは選手を混ぜたりしながら何度も長い電話会議を重ねているのですが、昨日の会議の終了直前に面子を見回したら、浅野杯で共にレースに出た同期2人と元トレーナーがいました。
2年前に未知の世界で共に戦った人と一緒に未曾有の危機に立ち向かえる、これだけで至上の価値がある出来事だと思います。別にその3人だけが特別というわけではないですが、こういう走る喜びのために走っているのだと思います。

もちろん結果を出さないわけにはいきませんし、今年の部のテーマが「東大復興の先駆け」である以上は尚更です。ただ、一人や二人が頑張ってなんとかできるものではないので、身内とも他人とも(心の中で)手を取り合って頑張ろうと思います。

長くなりましたがここらへんで終わりにします。漕艇部存続のため引き続きご協力をお願いいたします。

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