こんばんは。4年女子マネージャーの村田です。
随分と前の話になりますが、新歓期を終え、女子マネージャーとして6人が入部してくれました。駒トレ期は選手の練習サポートをしていましたが、浅野杯合宿期間からはご飯作りに入ってもらい、ご飯作りに必要な技術と情報を一生懸命吸収してくれています。この一か月たくさん入って少しずつ慣れてきてくれているでしょうか。毎回のご飯作りでひとつでも多くのことを吸収しようとしてくれている姿をみて、これからの成長に期待している日々です。2年生は初めての後輩をしっかり指導していて頼もしく、3年生も新歓を通してチームを動かしていく力をつけ、代替わりの準備を着々と進めてくれています。
平成29年度女子マネージャーは1年生から4年生まで合わせると16人になり、ここ最近では一番多い代になるのではないでしょうか。毎月のミーティングやレースの日は部屋がぎゅうぎゅうです(笑)
29マネージャーはとても人数が多いことを強みに、自分の代のインカレで選手を勝たせるという目標から逆算して栄養面やコンディショニングの改善を行ってきました。行動を始めたのは2年生の冬場だったでしょうか…
栄養面では朝ごはんの主菜の見直し、鉄分入りの牛乳の導入、特製カルシウムふりかけ、日々の献立作成の改善等を、コンディショニング面では選手が毎日記入する栄養調査シートの見直しを主に行ってきました。選手が毎日の習慣としていたことを変えていくのは難しいことでしたが、選手と話し合い、確実に実践できる方法を探してきました。たくさんのことを改善出来たのは、私たちマネージャーの変えていきたいという気持ちを選手が理解してくれたからだと思っています(私たちが口うるさく言ってきたのもあるのかも…というかそのほうが強いのかもしれませんね…)。
昨シーズンから27対校で女子マネージャーをしていた木村さんが、学校の研究として選手のヘモグロビン値を測定してくださっています。その結果を先日見せて頂いたのですが、昨シーズンと現在を比較すると平均で約1mgもヘモグロビン値が向上していました。これまでやってきた食事改善が効果としてあらわれたことが本当に嬉しかったです。今回のヘモグロビン値の向上はレース後半の持久力に必ず繋がってきますし、何よりも選手の体は強くなっていると確信することが出来ました。体は一週間や一か月で簡単に変わるものではありません。選手が日々のトレーニングで筋肉を作り上げるのと同様にとても時間のかかるものです。だからこそ今年のインカレに間に合うようにしてきました。その行動が間違っていなかったと思うことが出来ています。
インカレまであと11日。栄養に関してここまでやれることはやってきました。選手の体を強くすることができたと自信を持って言えます。ここからは残り数回のご飯作りや選手とのコミュニケーションを大切にして、岸けりの時にはすべてを信じて送り出そうと思います。
チーフ女子マネージャー 村田朱音

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