こんにちは。2年の稲垣です。
全日本が終わり、4年の先輩方は引退なさりました。
先輩方の言葉はどれも、どんな口調であっても、1つ1つの単語の中にぎゅっと実感がこもっていて、深く感じるものがありました。
本当にいろいろ思ったのですが、自分で改めて解釈したりするのは無粋な気がするので、そのまま心にとどめておきたいと思います。
1、2年生は新人戦に照準を当てて練習していきます。
女子は、先週からクォドを組んで練習を始めました。
スピードコーチから分かるだいたいの艇速などによると、けっこう進んでいるようです。
ただ、これからそう上手くいくものではないだろう、という気持ちが強くあります。
今は、組み始めでスタート地点が分かった状態です。
目標は準決勝進出です。
それを達成するために、前回と同じくらいの集中力で、前回と同じだけのドライブで、毎日練習していれば、自然と速くなっていくなんて、そんなことはありえないのだと思います。
できる範囲のことをやっていても、何も変わりません。
前回5分間実現できた良い感覚は、次回もっと長く感じ続けなければならない感覚です。
前回よりいいアウトプットを出すこと、長くいいリズムで漕げること、高レートにつなげられること、そして4人が「今いいよ!」という感覚を共有できること、そういう練習を日々積み重ねていかなければならないと思います。
きちんと全日本級のレースに向けて練習するのは初めてなので分かりませんが、長く練習していれば、ここからどうしようか、と行き詰ることもあるのかもしれないと思います。ただ今回に関しては、とにかく上り調子でがんがんいくしかありません。それができる期間だと思います。
考えたり、いいものを見て、吸収したりするのをやめないこと、それとなにより、それをクルーやコーチと話すこと、行動に移すことが大事だと思います。これを毎日毎日泥臭く積み重ねていきたいです。
一昨日のエルゴは目標を切れませんでした。私はとても弱い選手です。でも勝ちたいです。だから、まずは強い強い気持ちを持って、練習に臨みます。