今回は平成30年度対校でマネージャーチーフを務めた、梅木里咲さんです!

持ち前の明るさでチームの一人一人と向き合い、チームを支えながら、チーフとして引っ張ってきました。 現在はそんな漕艇部での経験を活かし、マンツーマンのパーソナルトレーナーとしてご活躍されています。

自己紹介

平成30年度卒業の梅木里咲と申します。マネージャーとして活動し、4年生では女子マネージャーチーフを務めさせて頂きました。現在は、マンツーマンのパーソナルジムでトレーナーとして働く、3年目です。

東大漕艇部に入部された経緯や入部動機についてお聞かせください。

栄養士育成施設である4年制大学に通っており、その中でもスポーツ栄養士という仕事に興味をもっていました。スポーツ栄養士になるためには何が必要なのか、考えていた時に同学科の先輩からボート部のお話を聞く機会がありました。選手1人に対してマネージャー1人がつくサポート体制、身体作りのための栄養を考えた食事作りや献立作成、そして何よりも頑張る選手を近くでサポートすることのできる環境に惹かれました。大好きな料理もできて、しかもスポーツ選手の食事を考え、作ることができること、そして何より頑張る人を支えたい、誰かの喜びが自分のやりがいや喜びに繋がる私にとって最適な場所であると確信し、入部を決めました。

勝利のために試行錯誤、考えを働かせるといった部分で実際行った取り組みや、そんな環境が感じられたエピソードを教えてください。

マネージャーの大きな活動のひとつとして、選手の食事作りがあります。ただ食事を作るだけでなく、献立作成から行うため、ここに勝利に向けた想いが込められます。アスリートとして強くなるためにはどのような栄養素が必要なのか、東京大学漕艇部の選手に不足している栄養素は何であり、どのような食事に改善していけばよいのかをミーティングや日常の会話から考えを深めていきます。さらには大会前後、大会中の食事といったタイミングに合わせた食事管理も行っていくため、自然と勝利のための食事をマネージャー全員が考える環境ができあがり、選手とマネージャーが一体となって勝利を目指す東京大学漕艇部ならではの魅力も生まれます。

 東大漕艇部には選手、スタッフだけでなく様々な面でサポートしてくださるエキスパートが存在している。写真中央は、食事作りを支える料理人の和田さん。梅木さんは写真左。
マネジメント力、サポート力がどのようにしてついたかお聞きしたいです。

ボート競技は団体競技です。さらに、勝利を目指す上でチームワークは不可欠です。私がマネージャーチーフの時は、学年問わず意見を言える環境を作ることで、全員でマネージャーという部を支える一つのチームを作り出すことを目標としていました。悩みがあったら真っ先に相談してくれるような先輩を目指して、活動方針や活動内容など全ての活動において一人一人から意見を聞き、どのように今後の活動に活かしていけば良いのか考えていきました。仲間の意見を取り入れながら最終判断をし、また、悩んでいる仲間のサポートを行なっていくことで、自分自身の仕事一つを見るのではなく周りを見て行動し、チームを支えていく力が身につきました。

マネージャーとしてチームを支える・運営することのやり甲斐や魅力を教えてください。

マネージャーは部の土台を整える役割を担っていると考えています。部というチームは、選手だけでもマネージャーだけでも成り立ちません。選手がいてコーチ・監督がいて、マネージャーやOB,OGの先輩方がいて大きなチームになります。マネージャーは食事管理やメンタルサポート、運営などをしつつ、勝つために試行錯誤します。本気で勝ちたい集団で勝利のために考えを働かすからこそ、大会で勝利した時の喜びは大きく、また負けてしまった時の悔しさも大きいです。しかし、勝敗がどちらにせよ、大きく成長することができ、喜びも悔しさも選手やマネージャー同士で分かち合うこともできることが部活のマネージャーのやり甲斐です。本気だからこそマネージャー同士の仲が良いところも魅力です。

同じ目標に向かい、日々切磋琢磨しあったメンバーはかけがえのない仲間になる。梅木さんは前列一番右。
漕艇部でのご経験が社会人になってどのように活かされていますか?

ボート部での生活は私の性格を大きく変え、今の私に繋がっています。そのため、私の企業面接での大半はボート部の話で占めていました。元々、奥手で自分の意見も飲み込み、周りに合わせてしまうタイプでしたが、ボート部マネージャーとして活動し、4年生には女子マネージャーチーフを務めることで自分の意見や考えを主張する性格へと変わることができました。現在はマンツーマンのパーソナルトレーナーとして、来てくれる方のサポートをしています。ボート部で学んだマネジメント力やサポート力、そして食事管理のことはもちろん、前向きな性格や現役時代に身につけた引っ張る力を仕事で生かしております。社会人になった今でも誰かのために働き、自分のサポートで変わるきっかけを与えることや笑顔を与える仕事に就いている今の自分はボート部での生活があったからこそだと思っています。

最後に、新入生へのメッセージをお願いします。

ボート部には人を大きく成長させる力があります。学生のうちに何かを成し遂げたい、一緒に頑張る仲間を作りたい方には自信をもってお勧めできる部活です。私の大学生活で最も印象に残り、楽しかったこと、頑張ったことは何ですか?と聞かれたら迷わずボート部生活だと答えます。一度しかない学生生活の中で、どのように過ごすか決めるのは自分自身です。楽しさや青春を味わいつつも、本気で取り組み、打ち込める生活をここで手に入れてみることはいかがでしょうか?これからも応援しています。