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熱くなれるもの-中澤 剛(2000年入学・漕手)

今回紹介するのは、弁護士として個人事務所を立ち上げご活躍されている若手熱血OBの先輩です。現在は漕艇部の「激励担当OB」として、日頃から現役部員を応援して下さっている中澤 剛先輩です!

(これは2021年3月に書かれた記事です。)

自己紹介

平成15年度卒業の中澤 剛(なかざわ ごう)と申します。都内で弁護士をしています(コロナ下でリモートワークです)。労務問題や、相続などの高齢者関連法務、相続税申告を主にカバーしています。

よろしくお願いします。それではまず、中澤さんの入部動機は何ですか?

先輩方の真摯にスポーツに取り組まれている姿勢や、温かみのある人柄に惹かれて入部しました。高校時代、スポーツに中途半端な自分が嫌という気持ちがあり、変わりたいという思いも潜在的に持っていたと思います。

中澤さんは弁護士をやっていらっしゃいますが、ボート部での経験が活かされたことはありますか?

ボート部の経験から得られた教訓は2つで、「自分が何に熱中できるか分かったこと」と、「目標達成のために試行錯誤すること」ですね。

まず、この多様化の時代、決まったレールがない時代で、人生の答えはどこにあるのかというと、自分自身の中にしかないでしょう。

自分の心を震わせるものが何なのか。ボート部の経験から、自分は喜びの瞬間のために努力することや、困難を乗り越えるために挑戦していくことが好きで、頑張っている人を応援したいと気づきました。自分がアツくなれるものが何か理解することは、仕事という人生の大きな時間を占めるフェーズにおいても極めて重要だと思います

次に、目標達成に向けた取り組み方を学ぶことができました。

夢や本気でやり遂げたいことがあれば、途中で必ず立ち塞がる壁や障害を乗り越えるために、いわゆるPDCAサイクルを回しまくる必要があります。

体力や技術、チームワークなど、必要な要素を大きく分類し、細かく分解して、課題をあぶりだし、解決策を考え、実行していく。このボート部のプロセスはまさに仕事と同じですし、身につければ一生役に立つ手法です。

現在のコロナ禍も同じです。制約された状況下で、いかにして目標に向かって行動していくのか、難しい、大きなチャレンジだと思います。

本気になれるものにぶつかっていく、途中で出てくる様々な課題を検討し、分析し、仮説をたてて実行していく、そういうプロセスをたくさん経験して欲しいですね

現役時代の反省があるということでしたがどんなことですか?

厳しい練習をこなすことに精一杯になっていて、計画を立てる準備と、練習への振り返りが疎か担っていました。分析的に、ばらして考える、そういう緻密さが足りなかったと反省しています。

日々の練習で頑張ることや、その日のフォーカスだけに意識が集中してしまうのは危険です。少なくとも週に1回くらいは、大きなPDCAのプロセスの中で、自分が今どこの段階にいるのか、という長期的な視点から現在の取り組みを振り返ってみてください。

それでは最後に新入生に一言お願いします!

自分の直感を信じてください!!!

何かに本気に取り組みたいという人には、ボート部は最高の場所です。

あなたの入部を心から待っています!!!


ありがとうございました。

中澤さんにはOBの方々と交流する際にはよく部員に声をかけていただき、熱い激励をいただいています!これからもどうぞよろしくお願い致します。

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